最近、仮想通貨で話題なのがBTC(ビットコイン)のETF(上場投資信託)。米国証券取引委員会(SEC)が上場の是非を問う意見を募集しており、当初2018年10月26日とされた募集期限が11月5日に先延ばしとなったとされる。SECは流動性を懸念。現状、BTCの時価総額は価格が小さく、容易に価格操作しやすいことを問題視している。
そうしたなか、仮想通貨市場は全体的に冴えない。値上がりしはじめても、期待が続かない。そんな状況のようだ。今週のカソツー大学対抗戦は、早稲田大がプラス。明治大、慶応大、國學院大は慎重に対応した。
どうもデイトレは性に合わない!?(早稲田大)
10月20日(土)
昨晩4万8310円で、0時05分で出したBCH(ビットコインキャッシュ)の指値注文は約定されていた。その後、当初の目論見どおり、横バイの中のボラティリティ(変動幅)を捕まえ、すぐさま、きょう14時ごろBCHのすべてのポジションを決済した。10分足でのBTC(ビットコイン)のチャートがここ2、3日は一見横バイのようで着実に高値を更新している。
目下のところ材料が出ない限り、急激な暴騰はないと予想。下がったところで反発狙いの買いを仕掛けたいと思う。
4万8310円で買い、4万9080円で売り、トータルで39円のプラス。
10月24日(水)
毎週連載される「カソツー大学対抗戦」の性格上、頻繁にトレードを行わざるを得ないのはわかっているが、どうしてもデイトレードのみで利益を上げようとするのは性に合っていないのかもしれないと感じた。
そこで、ポートフォリオを長期保有と短期保有用の二つに大きく分けて投資をしていこうと考えた。
現時点では、当初の資産1万円の2分の1の5000円を、長期投資用に複数通貨に投資しようと考えているが、長期保有をするうえで重要な点は、やはり年初から下落傾向にある市場が、いま「底」付近にあるのか、どの通貨が有望視されるか、の2点に絞られると考える。来週は市場を長い目で俯瞰するとともに、投資先通貨の精査に時間をあてたい。
現時点で、BCH(ビットコインキャッシュ)を0.05(10月24日時点で円換算価値2443円)と日本円7579円を保有。17円の評価損があり、22円のプラスとなった。
保有する仮想通貨 BCH
前週からの損益 プラス22円
10月26日現在 1万22円
ETHを保有 2万2000円割れを待つ!(明治大)
10月26日(金)
今週の仮想通貨は、全体的にあまり動きがなかった。つまりボラティリティ(変動幅)が少ない。年末に向けて、どういう動きが期待されているかにもよるが、カソツー大学対抗戦のメンバー全員が出方をうかがっているように見える。
去年(2017年)は仮想通貨ブームであり、学生や主婦が仮想通貨を買い、サラリーマンがボーナスを仮想通貨につぎ込んで、「爆上げ」を見せた。仮想通貨、正確にはBTC(ビットコイン)は毎年、年末に上がり、年越し後に価格が下落する。
その法則によれば、11月後半から価格の上昇が見込めるが、バブル崩壊後ということもあり、大口がどんな引っかけをしてくるかわからない。好ましいのは、現段階で購入して年末にその際に買った仮想通貨を売却することだ。
おそらく、12月には緩い上昇が何度か来た後、わかりやすい爆上げが来るだろう。そこに飛び乗ったりするのは疲れるので、まずはスイングで持つことにする。
しかし1か月単位では、上げ目線で考えていいと予測する。2万3800円あたりでショートをしたETH(イーサリアム)だが、まだ利益を確定していない。その後に読みどおり価格は下落したが、2万2000円をなかなか割らない。2万2000円を割った時点で利益を確定しようと考えている。ETHのショートを利益確定した際、全額をロングに突っ込もうと考えている。
保有する仮想通貨 ETH
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月26日現在 1万円
XRP保有、約5251円まで伸び(慶応大)
今週は特に取引することができなかったが、先週に買っておいたXRP(リップル)が5000円分値上がりして(執筆時で51.677円)なので、5251円ほどまで伸びた。
また、先週のBTC(ビットコイン)の利益を合わせて1万377円となっている。昨年(2017年)1月の400円台に、この1年間で超えられるようにXRPの魅力をお伝えして、XRPを盛り上げていこうと思っています!
というわけで、あまり取引ができなかったので、今週は携帯機器メーカーのHTC社が「ブロックチェーンスマホ」を公開したニュースは注目。https://crypto-lab.info/?p=2943
このスマホは、ブロックチェーン技術が組み込まれており、携帯そのものがウォレットとして取引することができる。セキュリティもしっかりしていて、安全に使うことができる。これから1家に1台が当たり前になるかもしれません。
来週はもっと取引したいと思っています。ではまた!
保有する仮想通貨 XRP
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月26日現在 1万286円
XRPの長期保有を目論む(國學院大)
10月22日(月)
大学の授業などで忙しく、きょうから仮想通貨取引を開始。ただ、じつはこれから1万円を入金。いよいよスタートだ!
今回考えている戦略は、6000円を短期売買。残りの4000円分をXRP(リップル)に投資。XRPを長期保有したいと考える。もともと、仮想通貨を短期売買するよりも10年、20年と長期間で投資することを考えていた。なぜなら、世の中で実用化され、普及するまで保有したいからだ。きっとその頃には、何十倍になっているだろう。そして、そのために大切なのはどの仮想通貨が残るか、だ。
「カソツー大学対抗戦」の通貨の中だと、ETH(イーサリアム)とXRPが将来残る可能性が高い仮想通貨と考えた。ETHはここ数年でBTC(ビットコイン)の代わりとして使われる仮想通貨とされているので、BTCではなくETHが残るのではないかと考えた。
しかし、ETHよりXRPに投資することに決めたのは、XRPが仮想通貨同士のブリッジ(架け橋)の役割になることを目的とした仮想通貨であること。XRPで使用されている分散型台帳「XRP Ledger」がブロックチェーンではないといわれるため、他の仮想通貨と比べて送金が速いことに注目が集まっている。
どれくらい速いかというと、2017年12月22日のRipple社のツイッターによると大量送金するケースの場合BTCが66分かかるのに対してXRPはわずか3秒である。また、毎秒1500のトランザクション(処理)をこなすことが可能である。それ以外にも、発行枚数に制限があることも魅力と考える。
以上のことから、1年後に今の倍以上になるだろうと予想。それゆえ、いいタイミングでXRPに買い注文を入れて、長期保有するつもりだ。
10月23日(火)
長期保有を目的とするXRPの価格は48.501円まで下落したが、その後は回復して終値は51.399円だった。チャートを確認したとき、すでに50円台だったので、買い注文を出すまでには至らなかった。きょうは取引を見送った。
10月24日(水)
長期取引用の口座では、現物の買い注文しかできなかったので、もう一つ口座を開設していた売り注文から取引できる口座を使うことにしたが、スプレットの余りの広さに驚愕した。なんと、XRPで10%程度ものスプレットがあった。これでは、スプレット負けするので違う口座を開設するつもりだ。この日も取引を見送った。
10月26日(金)
今週は結局、取引することができなかった。残念だが、理由もなく売買するよりはいいと考える。今後も取引のない週があるかもしれませんがご容赦を。また、短期売買用の口座を開設する予定ですので、短期売買にもご注目ください!!
保有する仮想通貨 なし
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月26日現在 1万円