その66 これは上げ底か?不明朗な「徳利」や「ジョッキ」「こんなものいらない!?」(岩城元)

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「大中小」ジョッキって、容量はどのくらい?

   ジョッキには大中小いろいろあるが、「大ジョッキ800ミリリットル」などと、その容量を書いたメニューにお目にかかったことは一度もない。唯一の例外は、僕がよく行くビアホールにある「リッタージョッキ」だ。名前からして、容量は(計量カップで確かめてはいないけど、多分)1リットルだろう。しかし、ほかの大中小のジョッキには容量の表示がまったくない。これも不明朗ではないだろうか。メニューに書こうと思えば、できるはずである。

   中ジョッキに比べて大ジョッキは、値段の違いほどには量の多くない店が目立つという話も聞いた。大ジョッキが割高なわけだが、容量表記が普通になれば、店側もこんなことはできなくなる。

   僕のようなことを考えていたら、秋の夜長の酒もまずくなるかもしれない。 不明朗がイヤなら、家飲みすればいいじゃないか、という意見もあるだろう。でも、家と外とでは雰囲気が違う。できれば外でも明朗に飲みたいのである。(岩城元)

岩城 元(いわき・はじむ)
岩城 元(いわき・はじむ)
1940年大阪府生まれ。京都大学卒業後、1963年から2000年まで朝日新聞社勤務。主として経済記者。2001年から14年まで中国に滞在。ハルビン理工大学、広西師範大学や、自分でつくった塾で日本語を教える。現在、無職。唯一の肩書は「一般社団法人 健康・長寿国際交流協会 理事」
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