決めたスタートダッシュ! 「売り」で仕掛ける(國學院大)
先週(10月15日週)に続いて米ダウ平均や日経平均などの世界の株価指数の不安定さが目立つため、ドル円の戦略は戻り売りを狙う。しかし、クロス円(米ドル以外の外国通貨と日本円との通貨ペアのこと)下落の円買い、ドルストレート(米ドルがからんだ通貨ペアのこと)のドル買いで、ドル円相場は1ドル111円後半から112円後半でレンジを形成している。
1ドル112.50円付近を売り、112.00円付近を買い戻すイメージ。
10月22日(月)
1000通貨を、1ドル112.77円で売り、112.17円で買い戻し、600円の利益確定。
プラス600円。
10月24日(水)
1ドル112.45円で売り、112.57円で損切り。マイナス120円。その後、112.46円で売り、112.04円で買い戻して、420円で利益確定。この日は、プラス300円。
10月25日(木)
この日は思惑がハズレ。1ドル112.24円で売り、112.40円で損切りし、マイナス160円。その後、再び112.27円で売りを仕掛けたが、112.42円で損切り。マイナス150円。
合わせて、310円のマイナスだった。
10月26日(金)
1ドル112.43円で売り、さらに112.40円で追加売りを発注。さらに112.37円、112.05円で追加売りした。現在、まだ保有している。
来週からのドル円戦略も戻り売りで、レンジを下抜けしてブレイクするのであれば、保有していきたい。日足と週足チャートを見ると、ドル円のロングポジションが溜まっているように見えるので、相手の損切りを狙って下落するようであれば、「売り」で仕掛けていきたい。
いっしょにFX大学対抗戦に参戦している他の大学から、「FXは短期でやるものですか?」との、質問があった。自分はFXをはじめたときから、ずうっとデイトレードで取引している。スキャルピングやスイングは資金効率も悪いと思うし、相場にはり付くのも長期保有も「面倒くさいな」と思っていたが、結局はどちらのトレードスタイルもチャートの見方は同じだった。
長期(週足・日足チャート)、中期(4時間足・1時間足)、短期(15分足・5分足)のこの順に、チャートの流れを見ていくのはどのスタイルでもそのようだ。自分一人が建て玉を保有しても、レートは動かないので大多数が注目するポイント(トレンドライン、レジスタンスライン、サポートライン)を見ている。向こう側の人たちは、どこで損切りをするのだろう。ここで注文が増えそうだな、と意識しながらチャートに向き合っている。
前週からの損益 プラス590円
10月26日現在 1万1990円