荒れぎみの相場に慎重を期す(一橋大)
10月23日(火)
米国の核軍縮条約脱退宣言やサウジアラビア籍ジャーナリストの暗殺事件など、不安なニュースが多いなか、為替相場はドル高へ少しずつ寄っている感じだ。買いから入ってもいいが、少し遅かった気がするため、きょうは取引を見送った。
10月24日(水)
きょうのドル円相場は一転して下げ相場。やはり安定していない今の市場へ、積極的に入っていくのは危険と判断。この日も取引はなし。
10月25日(木)
米国の株式市場の下落を受けて、ドル円相場は相変わらず上下に激しい値動きが続いている。しかし、いずれはどちらかにブレイクすることになるのだろう。今のところはさらなる円高方向への遷移を予想している。サウジアラビア記者殺害事件や中米からの移民など米国とその周辺各国の状況が緊張感を増している。11月6日の中間選挙の結果次第では、米国内の経済状況の停滞も予測されると考える。
ドル円相場は1ドル=130円にわずかに届かず、上昇の機会と力を失ってしまったように感じる。ここらへんで思い切って、長く売りのポジションを持ってもいいかもしれない。
10月26日(金)
今週はかなり値動きがあわただしかったが、やはり上値が徐々に重たくなってきている。今週は取引を見送ったが、来週は売りの目線から入っていけるタイミングを見計らいたい。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
10月26日現在 1万343円