プラスを確保したけれど「なんだか、性に合わないかも」(一橋大)
10月9日(火)
きょうはコンテストの初日。さっそく取引を始めてみようと思いチャートを見ると、9月から続いていた円安相場が114.547円を境に押し返されていた。
115円をブレイクするのはいつになるのだろうか。明後日11日には米国消費者物価指数(CPI)の発表がある。短期的な下降トレンドに乗って「売り」から入り、11日まで様子をみようと思う。
1ドル113.168円を1000通貨。売りポジションを保有した。
10月10日(水)
相場を逐一チェックしたくなるのはこれまでの株式取引にはなかったことだ。いつ買い戻そうか、非常にもどかしい気持ちになる。
ただ、最初に決めたストーリーを守ることがFXでも大事だと思い、11日まで引き続き様子見。ドル円相場は早朝4時の112.873円から緩やかに上昇し、現在21時30分。米ニューヨーク為替市場では活発な取引時間を迎えている。
【追記】現在23時を回ったところだが、突如巨大な陰線(終値が始値よりも下がった状態のこと)が現れ、底値は1ドル=112.762円を記録した。急に膨らんだ含み益にたまらず買い戻し。11日を前に、これで一たんお休みする。
1ドル112.818円で買い戻したことで、350円のプラスになった。
10月11日(木)
朝からの米日両国の株式相場の暴落で読みづらい展開になっていると思う。米国CPIはほぼ予想どおりの水準となったが、ドル円相場は日足75日移動平均線に迫るほど下落してきた。
まずはこの下落のトレンドに乗ろうと思う。移動平均線(一定期間の平均価格をつないでチャートに示した線)との関係がどうなるかに注意しながら取引したい。
10月12日(金)
前日に「売り」から入った分は若干の含み損となっているが、下降トレンドは継続中であり安易に買い戻すのは危険と判断し、きょうは待機した。現在22時を過ぎたところだが、先日から夜中に値が大きく動いている。注意して市場の動向を見ていきたい。
10月15日(月)
久しぶりの大幅株安となった週が終わったものの、動きづらい相場が続いていると思う。株式市場の次のトレンドはまだ予測できないし、米国の利上げをめぐる問題もトランプ大統領のFRB(連邦準備制度理事会)批判によって不透明感が増した。ムニューシン財務長官の「為替条項」発言もあれば、11月には中間選挙も控えている。
この状況でFX初心者の自分はあえて取引する必要はないと思う。きょうは様子見して、市場に入っていけるタイミングを見計らいたい。
10月16日(火)
米国の9月小売売上高が予想を大きく下回ったことで、市場は引き続きドル安方向へ進んでいくと予想。きょうは売りから入る。1ドル112.038円で、1000通貨の売りポジションを持った。
10月17日(水)
きのうにかけて為替市場は一転上昇。米国企業の業績に反応したものと思われる。16日から持っていたポジションを買い戻し、損切り。また夜中に買いと売りを混ぜた取引を行い、3円のプラスだった。 ふだん株式銘柄を探す際は数か月から年単位の長期的な目線から見るようにしているのだが、FX取引においては短期的な取引が主流なのだと思いこの1週間と少し、短い取引をしていたが、どうも性に合わない気がする。値動きをいちいち気にかけてしまうし、自分の取引に対するストーリーが描きづらいから、取引一つひとつがイヤに軽く感じる。
今回の損切りや短期的な取引を反省に、今週はもう取引をやめようと思う。来週以降に向けて、ふだんやっている長期的な視野をFXにも生かせないか、方針を考えたい。
10月19日(金)
最近はやはり値動きが激しい。安定したトレンドが形成されない状況が続いている。来週もこのような相場が続くなら、初心者にとってはかなり動きづらい週になりそうで不安だ。 今週はプラス3円で、1万343円になった。
1万円からの損益 プラス343円
10月19日現在 1万343円