五輪開催中は地方学生の宿泊先なくなる
一方、調査では大学側にも聞いている。今回の調査で注目されるのは、現在大学2年生の就活が、2020年には東京五輪・パラリンピックの開催時期と重なることだが、「不安や課題があるか」を聞くと、「ない」と答えた大学は24.7だけで、72.5%が「ある・わからない」と答えている。
不安の内容や課題は、
「学生の宿泊先や交通機関の利用が難しくなり、地方の大学生が不利にならないか」
「東京五輪・パラリンピックのために、就活ルールが急に変更されないか」
「企業説明会の会場が不足しないか」
などが目立った。
調査は、7~8月に全国の企業2500社に調査票を送り、1012社から回答がきた。また、1178の大学、短大、高等専門学校に調査票を送り、1091校から回答があった。