掛け率500倍も! 英ロイヤルベビー「お名前予想」競争に乗り遅れるな(井津川倫子)

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「Brexit」王子・王女はアリ?

   英国名物の賭け屋では、さっそく赤ちゃんのお名前予想がヒートアップしています。ジェームズやエリザベスといった英王室の伝統的な名前や、ハリー王子の母である故ダイアナ妃の名前も人気を集めています。

   そんななか、なんと500倍の掛け率をつけた名前を発見!

   その名は「Brexit」(ブレクジット)!! ブレクジットは、Britainとexitを掛け合わせた造語で、2019年3月に予定されている英国の欧州連合(EU)脱退を意味することばです。

   もちろん、ハリー王子とメーガン妃が、ロイヤルベビーを「Brexit」と名付ける可能性はゼロ%だと思いますが、さすが、ユーモアを愛する英国人。「ブレクジット王子(王女)」の誕生に掛ける人たちがいるのですね。

   さて、「今週のニュースな英語」は、英王室の公式コメントから「expect」(予定する、期待する)をピックアップ。「expect」を使った、ビジネス会話を学びましょう。

   I expect to finish this report by the end of next week
   (来週の終わりまでに、この報告書を仕上げます)
   I'm expecting my client this afternoon
   (今日の午後は、来客を予定しています)
   What time can we expect you to join our meeting?
   (何時に、ミーティングに参加できますか?)
   You did more than we expected
   (君は、期待以上の働きをしてくれた)
   The bonus was more than I expected
   (ボーナスは、私の期待以上でした)

   いずれにしても、世界中で繰り広げられているロイヤルベビーのお名前騒動は、まだまだヒートアップしそうです。ぜひとも、「Brexit王子(王女)」を超えるユニークな発想を「expect」(期待)したいものです。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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