「正社員で働かない妻は不要?」稼ぎの少ない夫の言動にネット炎上

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   「俺の稼ぎでは妻子は養えないから、正社員としてずっと働いてほしい」――。未来の夫にこう頼まれた女性が、次の言葉を聞いてア然。「転勤が多いけど、その時は俺、単身赴任するから」。

   夫の転勤に付いていき、パートで働くつもりだった女性が「正社員以外の妻ならいらんのかい!」とブチ切れた投稿が、インターネットで炎上ぎみの騒ぎになった。男女双方のどちらの言い分が正しいのか、専門家に聞いた。

  • 妻にはずっと正社員で働いてほしい?(写真はイメージ)
    妻にはずっと正社員で働いてほしい?(写真はイメージ)
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結婚しても母子家庭の生活が待っている?

   26歳の女性会社員は、女性向けサイト「発言小町」(2018年10月2日付)に、こう寄せた。女性の仕事は転勤のない一般事務職で、婚活で知り合った31歳国家公務員の彼と結婚予定。彼の年収は、彼女とほぼ同じ300万円台で、全国転勤があるという。先日、彼の考えを聞いて驚いた。

「『申し訳ないが俺の稼ぎだけでは子育ては難しい。俺は転勤があるが、君はずっと正社員で働いてほしい』と言うのです。私が『転勤があるなら正社員は難しいよね?』と言うと、『なら俺が単身赴任する』と言うのです」

   彼の年収を考えると共働き必須なのは覚悟していたし、転勤に付いていき、パートのフルタイムで働くつもりだったが、まさかずっと正社員でとは......。

   単身赴任の話もア然として声が出なかった。

「正直、『正社員で働かない妻ならいらんのか! こっちは出産・育児・家事もあるのに、同居したり別居したり......。そんな結婚、私に何のメリットがあるの? なめすぎ!』と憤慨しています。彼と別れるべきでしょうか?」

   この投稿には、共感・同情、さらに「彼」に対する怒りの回答が7割近くあった。こんな意見が代表的だ。

「ガンガン文句つけたい気持ちはわかるけど、言ってもどーにもならないよ。彼も国家公務員を棒に振る気はないし、実際問題、年収300万円ではパートの収入しかないと、転勤のたびの出費を考えると、生活苦しいと思う。さっさと忘れて、次の男行こうよ」
「彼は妻にも大黒柱になってほしいわけです。自分1人の稼ぎでは妻子を養えないと言っています。母子家庭のような生活が待っているなんて、メリットのある結婚には思えません。彼の要望を受け入れて結婚してくれる女性はとても少ないと思います」
「別れなさい、そんな男! なぜ女性ばかり犠牲にならなきゃいけないの? フェアじゃないよ。『めちゃ自己中オトコ』だよ。転勤が当たり前でお給料安いけど、君と一緒に家族を築きたい、パートで働いてもらうことになるけど子育ても手伝うから、ならわかりますが、そういう優しさがないですもんね」
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