企業も「廃止」の影響に戦々恐々
一方、企業側は、採用活動の日程ルールが廃止されると、「優秀な学生が採用しづらくなる」(64.7%)と考えている。「採用しやすくなる」はわずか5.2%だった=図参照。
また、必要な採用人数の確保については、「確保しづらくなる」が65.0%で、「確保しやすくなる」と答えたのは5.1%だった。
就活ルールの廃止について、インターネットでは、
「早い者勝ちみたいな?」
「秋入社にしてくれよ」
「大学1年次からの就職活動と言うことだよな。いや、大学合格と同時に就職活動開始だwww」
「大学は単なる高卒学力の検定機関に成り果てる」
「『特別なコネ枠優遇』 のように見える」
「就活ルール廃止で、いい人間をじっくり取りたい放題w 結局これが経団連のいう経済政策w」
「○月解禁就活スタート!て言ってくれたほうが動きやすい学生はいると思う。未内定卒業者が増えそうな予感...」
といった声が。「ルール廃止」には後ろ向きなようだ。
なお調査は、2019年3月卒業予定の大学生1159人が回答(10月1日から9日に実施)。また、企業は全国の主要1302社が回答した(9月26日~10月5日に実施)。