LCCに不満も、「少し掃除すればとれそうな汚れなのに......」
一方、8割強の飛行機の利用経験者に、飛行機の利用頻度を聞くと「年1回以上」が3割で、北海道や関東、九州でやや高くなった。航空会社を選定するときに重視する点(複数回答)を聞くと、「信頼できる」「安全性が高い」がそれぞれ5割強、「価格が手頃・リーズナブル」「目的地への直行便がある」「運行スケジュールが利用しやすい」が3~4割あった。
「価格が手頃・リーズナブル」は女性若年層や、北海道、九州での比率が高い傾向で、また、「ジェットスター航空」「スカイマーク」「ピーチアビエーション」の主な利用者でも、それぞれ8割強と高くなった。
飛行機を利用した人の利用目的(複数回答)は、「旅行・観光など(国内)」が67.8%、「旅行・観光など(海外)」が33.3%、「仕事・商用(国内)」が19.6%だった。
また、格安航空会社(LCC)の認知率は8割強で、男性や高齢者層でやや高くなっている。LCCの利用する意向がある人は3割強。10~30代では4~5割を占めた。
LCCの利用については、
「LCCは格安をうたっているが、条件(荷物の数、座席選択など)をもろもろ積み重ねるとそれほど安くなかったりする」(59歳、女性)
「先日初めてLCCに乗ったが、少し掃除すればとれそうな汚れが目立ち、企業努力とは...... と不満に感じた」(25歳、女性)
といった不満の声が寄せられた。
なお、調査は2018年9月1~5日に実施。1万535人が答えた。