秋田県、「ストレス」で最下位 病気への不安感じる人多く
「ストレス度の低い都道府県ランキング」のトップも奈良県。具体的には、「怒りっぽくなる」「悲しい気分」「気持ちが沈んでいる」など、ここ 2、3日の感情や行動状態にあてはまる18項目から算出するストレスに関する質問から1位という結果となった。2位が香川県、3位は静岡県。
一方、最下位の秋田県をみると、さまざまな不安要素に当てはまる項目も多かった。「自分自身が罹患する(かかる)かもしれない、と実際に不安を感じたことのある病気」の問いに、感染症、高血圧、低血圧、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)の選択も最多。病気に対する不安を抱えていることが明らかになった。その現れか、三大疾病の医療保険への加入数でも1位となっている。46位に長野県、45位は滋賀県。
また、「飲酒・喫煙頻度の少ない都道府県ランキング」の1位も奈良県。2位が山梨県、3位は島根県。奈良県は、お酒を摂取する頻度、量、喫煙習慣の3項目から算出する「嗜好品」のスコアが最も高かった。最下位の愛媛県は、飲酒頻度が全国で最も高く、現在も喫煙している割合では全国6位と高め。また、「食生活に気をつける」では46位、「サプリメントなどの栄養補助食品を摂っていない」は1位と健康意識が低い傾向にあることがわかった。46位に京都府、45位は神奈川県だった。
なお調査は、2018年6月21〜25日に実施。47都道府県の20〜69歳の男女4700人(各100人、男女50人ずつ)が対象。