「しゃべらないとA型ですねぇ」
はい、私は一言も発せずにそこに居るだけですと血液型はA型に見えるようです。しかし、おしゃべりを始めると途端に「B型ですね!」に変わります。
えぇ、私はB型です。
4つの型でカテゴライズなんてナンセンス!
A型は「几帳面、真面目、神経質」
B型は「マイペース、飽きっぽい、自己中心的」
O型は「おおらか、社交的、おおざっぱ」
AB型は「天才肌、感受性豊か、打算的」
血液型には、こんなイメージがあるようです。
宴席で血液型の話になり、同じ血液型の人がいると「おぉぉぉ!仲間よ!」なんて思わず握手をしてしまったりしますが、冷静に考えれば人類の性格をたった4つの型でカテゴライズしてしまうとはずいぶん強引な話でもあります。
そんなことは承知のうえで宴席のネタにしている分にはよいのですが、これが採用などの場面になると問題です。
もうだいぶ少なくなったと聞きますが、私が若手の頃は「同じ成績の学生がいて、どちらか一人しか採用できない場合はB型にしろ!」なんて本気で言う会社もありました。
最後の最後に血液型で合否が決まるなんて求職者には気の毒な話ですが、自社の社風に合った血液型(と思い込んでいる)の人材を採用すれば、とりあえず安心という感じだったのでしょう。
これ、今だったら「ブラハラ」です。