ホンモノの調査員は、その場では書かせない
実際に自宅を訪ねてくるケースもある。
(2)「総務省統計局の○○です」、あるいは「△△市の調査員××です」と名乗る人物が「調査票」と称する書類を持って自宅を訪問。そして、身分証明書らしきものをチラリと見せて、「今すぐ記入してほしい」と、年齢や家族構成、収入、預金額、銀行口座、暗証番号、クレジットカード番号などの項目を矢継ぎ早に示して書かせる。
ホンモノの調査員が自宅を訪問する際、その場で調査することは絶対にないから、追い返すか、しっかり「身分証明書」を確認すること。また、調査員をかたって自宅を訪問するのは、「振り込め詐欺」だけでなく、空き巣を狙って家の中の様子を探りにくる場合がある。不審に思った場合は、「調査員証」に記載してある名前を「住宅・土地統計調査コールセンター」に問い合わせると、身元を確認してくれる。
なにより、不審に思ったら回答しないで、すぐに追い返す! また、調査票を持って最初に訪問した調査員とは別の人物が回収に来たら、「偽物」の可能性がある。
住宅・土地統計調査コールセンター(0570-78-3939)は、8時~21時、土日祝日も受け付けている。また、「かたり調査」によるトラブルに巻き込まれた場合は、消費者ホットライン「188(いやや!)」(局番なしの3ケタ番号)でも受け付けている。