夜遊び歓迎! 繁華街に住みたいなら、池袋がいいかも
山手線沿いは、渋谷(25位、渋谷区、11.50万円)や新宿(23位、新宿区、11.40万円)、池袋などの大きな繁華街があるが、その中で一番の「お手頃価格」なのが断然! 7位の池袋(豊島区)だ。
ともに家賃相場が11万円を超える渋谷や新宿に比べて、池袋の家賃は8万円台。交通アクセスや商業施設は、渋谷や新宿に劣らぬ充実ぶりで、とにかく繁華街の近くで生活したい! というのであれば、池袋は検討に値するかもしれない。
池袋は、地域によっては徒歩5分ほどに閑静な住宅地が広がっており、昔ながらの商店も営業している。そのためか、池袋は山手線全駅の中で今回対象となった物件数が突出して多く、渋谷や新宿の約2倍。SUUMOは、「住みたい部屋のタイプをいろいろ検討できる選択肢の多さは見過ごせない」としている。
さらに、池袋は区をあげてアニメなどクールジャパンカルチャーを推進している印象に加えて、「劇場の街」という側面もある。駅西口の東京芸術劇場のほか、老舗のサンシャイン劇場、豊島区立舞台芸術交流センター「あうるすぽっと」やシアターグリーンなど、規模を問わず多種多様な作品が楽しめる。
高値圏をみると、20位が代々木(渋谷区、11.00万円)、21位に東京(千代田区、11.10万円)、22位は浜松町(港区、11.20万円)、23位が新宿と田町(港区、11.40万円)、25位の渋谷までが家賃11万円台。以下、恵比寿 (渋谷区、12.00万円)、新橋(港区、12.40万円)、原宿(渋谷区、12.80万円)と続き、29位の有楽町(千代田区、12.85万円)が最も高かった。
なお調査は、2018年4月1日から6月31日までのデータを抽出。山手線の全駅で、駅徒歩15分以内、10平米以上から40平米未満のワンルーム・1K・1DKの定期借家を除く物件を対象とした。家賃の算出・法は、SUUMOに掲載したアパートやマンションの管理費を含む・額賃料から中央値を算出した。