社員に副業を認める会社が増えている。政府も「働き方改革」の一環として、これを後押し。なかでも、IT(情報技術)に関連する副業が注目されている。パソコン1台、自宅で空いている時間に、手軽にできるということらしい。
JAPROの認定講師でシステムエンジニア、プロイノベーション社長の久原健司さんに、「ITでできる副業」について、教えてもらった。
ITの仕事は200種類以上のカテゴリー
ITに関連する副業って、どんなものがあるのか、教えてほしいじぇい。
日本では現在、ランサーズやクラウドワークスといった、クラウドソーシングサービスが有名です。クラウドソーシングサービスとは、仕事をしてほしい人(依頼者、クライアント)と仕事をしたい人(受注者、ワーカー、メンバー)を、インターネット上でマッチングしてくれるサービスで、在宅での仕事が可能となっています。
なかには、「ホームページ制作」「アプリ制作」「記事作成」「ロゴ作成」「ウェブシステム」「データ収集」の仕事が多く存在しますが、仕事のカテゴリーは200種類以上あり、あらゆる仕事が存在します。特にIT関連の仕事は多岐にわたるので、副業時に、真っ先に思い当たるサイトだと思います。
IT関連の副業で、初心者でもできる仕事を教えてほしいじぇい。
初心者ということであれば、やはり「データ収集、入力作業、リスト作成」といった仕事になりますね。
googleの検索ボックスに、検索キーワードを入れて検索することは、パソコンやスマートフォンを持っている人であれば、ほとんどの人ができるでしょうし、会社員であれば、エクセルを使うことも容易ではないかと思います。その他にも、テープや動画の文字起こしやアンケートに答えるだけのような仕事も、キーボードさえ使えればできますので、初心者でもできる仕事だと思います。