猛暑続きで、ぐったりしている人が少なくないなか、「ガリガリ君」が元気だ。
赤城乳業によると、2018年7月はガリガリ君の売り上げ全体で15%増と、好調だった前年7月の伸びを上回った。「夏が来た! 梨が来た!」と7月3日に全国発売した「ガリガリ君梨」、また17日発売のリッチシリーズ「ガリガリ君 リッチチョコチョコチョコチップ」も好調に伸ばした。
「チョコチップ」に「待ってました!」の声
「ガリガリ君 梨」は2002年7月に発売。毎年この時季に販売される人気商品で、細かな氷を多く使うことでホンモノの梨を食べているようなシャリシャリとした食感が楽しめる。国産の和梨果汁を使用することで、みずみずしい果汁と自然な甘みを感じられる味わいに仕上げている。「おいしさとともに、季節を感じる味として、ガリガリ君の季節フレーバーの中でも最も人気が高い」という自信作だ。
一方、「ガリガリ君 リッチチョコチョコチョコチップ」は、チョコ味のアイスキャンディーの中にチョコチップ入りのチョコかき氷が入ったもの。夏の暑い季節にも、チョコレートを冷たく、おいしく食べられる商品に仕上げた。
発売と同時に、テレビCMを全国でオンエア。かき氷を割るシーンは涼しげで、またチョコシロップとチョコチップをかけるシーンがなんともおいしそうで、「5年ぶりの発売ということで、待ってましたと、たくさんの御礼の声が届きました。改めて、夏の定番としての人気を感じました」と、手応えを感じている。
とはいえ、やはり定番のソーダ味も人気。ガリガリ君の売り上げの半分以上を占めており、7月の売り上げも前年比18%増と好調だった。
赤城乳業は、「暑い夏をみなさまに乗り切ってもらえるように、全社をあげてガリガリ君をお届けできるように頑張っています」と話している。