外国為替証拠金(FX)取引で取り扱いが多い通貨ペアとして米ドル円があげられるように、仮想通貨ではやはり「ビットコイン円」の取引が9割以上を占めているようです。
最初はビットコインの取引で仮想通貨市場の雰囲気をつかんでもらえれば、と思いますが、慣れてきたらアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)を取引してみましょう。
ビットコインとアルトコイン
記事執筆時点(2018年7月16日)で、仮想通貨市場の時価総額は約28億円あります。内訳を見ると、じつに約43%がビットコイン(BTC)、次いでイーサリアム(ETH)が18%、リップル(XRP)が7%となっています。
◇仮想通貨市場の時価総額内訳
出所:coinmarketcap.com
つまり、仮想通貨市場の7割はBTC、ETH、XRPで占められているのです。
仮想通貨の時価総額順に見ていくと、上記3通貨とビットコインキャッシュ(BCH)の4位までが時価総額1000億円以上、ライトコイン(LTC)やネム(NEM)など上位90位までが時価総額100億円となっています。
時価総額100億円以下となると、マザーズに上場している取引が少ない新興株と同じくらいです。
これらの通貨は取引量も少なく、値動きも荒い傾向にあるため、仮想通貨初心者には向いていません。
ちなみに、和製仮想通貨として人気のあるモナコイン(MONA)の時価総額は150億円ほどです。