ドル円相場が急騰した。2018年7月9日に110円台半ばだったドル円相場は一時、1ドル=110.30円をつけたが、翌10日も日経平均株価や米国金利が上昇基調となったことを受けて111円台前半まで続伸した。
ところが、トランプ米大統領が中国製品について追加関税を準備していると伝わると、110円台後半まで下落。半面、好調な6月の米生産者物価指数が注目されると、再び111円台前半まで回復。さらに111円台後半まで急伸し、その後もドル買いが進行すると、112円を上抜け、一時は112円台後半を付けた。
こうした急激な円安進行に、予想が的中した早稲田大の惟光はさっそく「ドル買い」に動き、慶応大の石油王はドルの買われ過ぎの兆候に動けず。明治大のRWは今週も取引を見送った。
超うれしい! ドンピシャ!! 予想どおり(早稲田)
7月12日(木)
うれしかった。そんな思いが、一番に自分の中に湧いてきた。朝起きてチャートを開いてみると、昨晩の夜中にかけて強烈なドル高円安が進んでいる。ここ一週間自分が予想していた形そのものに相場が動いた。
前日の日足は1円ほどの長い陽線(始値に比べて終値が上がったことを示す)を記録し、ペナントの抵抗線をブレイクアウト(過去数度の高値や安値から意識される価格帯を、更新した場合にトレンドが勢いづくこと)した。先週の記事で「111円のラインを垂直に引き、ここ2か月の間の記録的な安値(3月23日、5月29日、6月26日)を直線で結んでみると、三角形の角が描き出される。その頂点はあと1週間とちょっとでやってくる。この付近はトレンドが大きく動く節目になりそうだ」と記した。ドンピシャ! 予想していたとおりで、この三角形の角を真夜中のうちに突き抜けた。
逆に、相場が反転する気配がない1時間足だ。真夜中の強いドル買い円売りがひと息つき、もみ合っている1時間足である。今後はブレイクアウトの勢いに乗って、相場がさらなる上昇トレンドになると確信した。大急ぎで成行注文を行って、買いポジションを持った。7時12分、111.975円で500ドルを買った。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月13日現在 9206円
ドル円チャートすら見ることできず(明治)
今週も多忙でドル円チャートすら見られなかった。そろそろ1年という期間が経つので今までを振り返りつつ取引できればいいと思う。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月13日現在 9512円
気づいたら、ドルが買われ過ぎて......(慶応)
7月9日(月)
前週から110円50銭付近をめぐる売り方と買い方の攻防が続いており、この価格帯からの値動きが乏しいように思われる。
そのため、この日も取引を見送った。
7月10日(火)
9日夕方までの売りと買いの拮抗した状態は一変し、円安へと一気に動いたようだ。
しかし、大きな値動きがあったのは日中のことで、またしても自分が相場を見る時間帯には買われ過ぎの兆候が見られ、取引を見送らざるを得なかった。
今年に入ってから、大学の講義中などで為替相場を見ることができない、特に朝~午前の時間帯に値がよく動く気がして、残念でならない。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
7月13日現在 1万2365円