鉄道会社のホンネ「哀れな通勤地獄は密の味」
では、どうすればよいのか。さまざまな提案が出されている。
「時間帯じゃなくて曜日で分散させた方がよっぽど効果ある。役所が一斉に土日に休む必要なんてないでしょ」
「週4日10時間勤務や12時間、隔日勤務を導入する企業が増えれば、通勤ラッシュが多少緩和され、無駄な残業が減るし、休日が増えて自由な時間が増えると思う」
「本気で電車混雑の緩和を目指すなら、一定のホワイトカラーに対して出社しなくていいような規定を義務付ける。今どきネットワークにつながったコンピューターがあればどこでも仕事できる人は多い。片道1時間もかけて一斉に都内めがけて押し寄せるなんて時代遅れもいいところ」
しかし、それでは鉄道会社が困るという。
「鉄道会社の本音を代弁すると、在宅勤務なんて増やされると利用者の減少につながり反対なんだ。哀れな通勤地獄は蜜の味」
そこで、根本的な解決策はコレだ。
「時差bizの効果がないことぐらい企業は百も承知。働き方改革に取り組んでいるというイメージをコスト負担なく実現できるからやっているだけ。ホントに実現したかったら首都移転しろ。やる気もないくせに!」
「そんなことやってないで、とっとと大企業を都心から移転させろや」
さらに、こんな過激な意見もあった。
「いっぺん満員電車の乗客が将棋倒しになってケガとか死者が出たら、行政も本気で取り組んでくれるんじゃない?」