「時差Biz」で通勤ラッシュは「変わらんぜよ」! ネット民が冷ややかなワケ?

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「早い出社、遅い退社」で得するのは会社だけ

   それだけではない。早く出勤してもその分早く退社できるかどうか、疑問視する声も目立つ。

「元々の意図は『早く来て早く帰る』または『ゆっくり来てゆっくり帰る』フレックス制などの利用を推奨したものだと思うけど、はき違えた企業様は『早く来て遅く帰る』を推奨しそうだよね」
「そもそもの問題として、従業員には出勤時間を変える自由はなく、所属企業が認めない限り『早朝出勤は勝手だけど、帰る時間はいつも通りでね』ではただの負担増だし、遅く出勤したら『遅刻だから減給ね』ですから?」

   また、現実問題として次のような事態も心配される。

「大手の会社をすべて早朝出勤にしないと実現は難しい。プレミアムフライデーの失敗の状況を見ても、仕事の出し元が早めに依頼をする以外、通勤・帰宅時間をずらすことは事実上不可能だ」
「時差ビズ、出勤時間を早朝側にズラすけど、保育園の送迎がある人はどうするの? その分保育園が早く始業して、受け入れてくれるの? ないだろうな? 独身者か専業主婦のいるサラリーマン家庭しか想定してない感がすごい」

   そして、7月9日~10日の2日間に早朝出勤を試した人からは、「疲れた~」という声が――。

「時差bizで早く退社したけど、周りはまだ働いているし、眠いしで、帰って結局寝るしかないんよなあ......」
「繁忙期で早出なので自動的に時差ビズだけど、早く帰れないので帰りは帰宅ラッシュ。家を出る時間が早かったのでだいぶ疲れています。早出と残業の両立を強いられていますよ」
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