女の子、医療系が教育系を追い抜く
女の子の1位は、1.6ポイント上昇した「医師」の8.0%だった。女の子の「医師」人気は過去最高という。2位が「看護師」(7.3%)で、医療職が目立つ。9位には「医療関係」(3.2%)が入った。これまで人気だった「教員」や「保育士」(6.1%で、同率3位)などの教育職を、医療職が追い越した。
トップ10に入った「スポーツ選手」(3.1%)は、その内訳をみると「サッカー」が1番人気で、「バスケットボール」が続いた。世界トップクラスで活躍する女性アスリートに憧れを抱き、スポーツ選手になりたい女の子が増えているようだ。
6位の「デザイナー」(4.0%)は、有名ブランドの小学生デザイナーが話題になるなど、同世代の活躍に刺激を受けたのかもしれない、とみている。
一方、親が就かせたい職業をみると、男の子は「公務員」が、女の子は「看護師」が1位。「公務員」は2年連続、「看護師」は3年連続だった。やはり、親としては「堅実」なのが一番ということらしい。
なお、調査は 2018年3月に小学校を卒業した子どもとその親が対象。サンプル数は、男の子とその親が各678人、女の子とその親が各754人。