購入のタイミングをずらして、毎回一定額を投資する
【投資時間の分散】
「ドルコスト平均法」という投資手法があります。 これは世界の基軸通貨である米ドルは基本的に安定しているという前提の投資手法です。 しかしながら、一度に投資すると、タイミングが悪ければ損失につながってしまう場合があります。
それを防ぐために、購入時期をずらして、毎回一定額を投資します。そうすることで、価格が高い時は少なく米ドルが、安い時には多くの米ドルが購入できますので、購入コストを安くすることができるのです。
外貨預金や純金の積み立て投資なども、これに当たります。
仮想通貨はビットコインであっても少額から取引が可能ですので、長期的に価格が上昇すると見込んでいるのであれば、ドルコスト平均法のように毎月積み立てていくことも一案です。
Zaifという取引所には「コイン積み立て」というサービスがあり、毎月一定額を銀行口座から自動的に引き落として、仮想通貨を自動購入していくことができます。手数料はかかりますが、初心者の場合はこういったサービスを利用するのもアリでしょう。
【まとめ】
仮想通貨の場合、上記以外にハッキングやシステムリスクに備えた取引所の分散、保管場所の分散も必要です。
また、流動性を考えると時価総額100億円以下のいわゆる草コインは資産の10%程度にとどめておくほうがいいでしょう。もし何か悪材料があった場合に、板が薄くて売るのが困難となる可能性があるためです。
2017年に保有するだけで爆発的な利益を出すことができた仮想通貨。18年は難しい値動きとなっていることは周知のとおりです。投資初心者の場合は、特に一点張りの全力投資を避けて、市場動向を見ながらリスクを抑えた投資を行いたいですね。(ひろぴー)