電動歯ブラシ、市場拡大狙う フィリップスが7月に新商品
そうしたなか、フィリップス・ジャパンは電動歯ブラシの新商品「ソニックケアー プロテクトクリーン」シリーズを、2018年7月2日に発売した。オーラルケアで、歯磨き、歯ブラシは基本。ただ、電動歯ブラシは認知度こそアップしているものの、その普及率は約2割にとどまる。実際に使っている人はまだまだ少数派だ。
フィリップスが新商品を投入する狙いは、そんな手磨きユーザーに電動歯ブラシを届けることにある。「プロテクトクリーン」は、スタンダード、プラス、プレミアムの3つのシリーズに分けられているが、いずれも初心者が電動歯ブラシを正しく使うための機能を搭載している。
たとえば、力の入れすぎを防ぐ「加圧防止センサー」は、過度に力が入っている場合、振動でそれを知らせる。また、ブラシヘッドを交換するタイミングがわからないとの声を反映して、ブラシヘッドに内蔵されたチップにブラッシングの圧力と時間を記録して、交換時をランプで適切に知らせる機能も加えた。毎分3万1000回の高速振動と幅広い振幅の組み合わせで、唾液を活用した「音波水流」を口内に発生させ、それにより毛先の届きにくい歯の隙間や奥歯の歯垢まで、しっかり落とす。