「大迫、半端ないって!」を英語で? W杯はいよいよ「ノックアウト」ステージへ(井津川倫子)

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崖っぷちのアルゼンチンを救ったのは、やっぱりこの人!

   前半戦の「番狂わせ」の一つは、メッシ率いるアルゼンチンチームの苦戦ぶりでした。

   ギリギリで決勝トーナメント進出を決めた後、あのメッシが「こんなに辛かったことはない!」と、真情を吐露したほど、重圧がかかっていたようです。

   Icould not remember such suffering before
(これまで、こんなに辛かった記憶がない)

   メッシがようやく今大会初ゴールを決めた後、地元アルゼンチンの新聞にはこんな見出しが躍りました。

   Messi is still alive!
(メッシはまだ生きている!)

   試合展開もさることながら、世界中がハラハラしたのは、「サッカーの神様」こと元アルゼンチン代表のマラド―ナ氏のパフォーマンスでした。

   今大会、母国アルゼンチンチームの試合をすべて観客席で応援をしたマラドーナ氏ですが、とにかくパフォーマンスが派手! 負け試合の時は選手に「喝!」を入れたり、ゴールを決めた時は椅子の上に立ち上がって落ちそうになったり。

   決勝トーナメント進出を決めたナイジェリア戦では、興奮のあまり失神して(?)会場に医者を呼んだと見られる写真がSNSに投稿されて、話題を集めました。

   実際は、血圧が上がってドクターチェックを受けたそうですが、医者からは「試合途中で帰れ」とアドバイスされていたことを試合後に明かしました。それでも会場に残った理由を、「みんな、リスクを冒している! 自分だけ帰るなんてできない」と熱く語ったマラドーナ氏。試合観戦も命がけのようです。

   マラドーナ氏の「命がけの応援」のためにも、アルゼンチンチームには1試合でも多く勝ち進んでもらいたいものです。話題が盛りだくさんのW杯。knockout stagesも目が離せません。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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