やっぱり「安定」がいいの? 「結婚したい相手の企業」1、2位に公務員が占めるワケ

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   「どの企業に勤める人と結婚したいか」の問いに、最も多かった答えの1位に「国家公務員」、2位が「地方公務員」と、公務員が不動のツートップを占めることがわかった。

   与信管理のコンサルティング事業を展開しているリスクモンスターが発表したアンケート調査「この企業に勤める人と結婚したいランキング」でわかった。

   ちなみに2018年6月26日、ご結婚が報じられた高円宮家の三女、絢子さま(27)のお相手の守谷慧さん(32)は、海運大手の日本郵船にお勤めという。

  • 結婚相手は、やっぱり「公務員」がいいの?
    結婚相手は、やっぱり「公務員」がいいの?
  • (表①)この企業に勤める人と結婚したいランキング1位~27位(リスクモンスター社のプレスリリースから)
    (表①)この企業に勤める人と結婚したいランキング1位~27位(リスクモンスター社のプレスリリースから)
  • (表②)同30位~60位
    (表②)同30位~60位
  • (表③)同60位~85位
    (表③)同60位~85位
  • (表④)同85位~99位
    (表④)同85位~99位
  • 結婚相手は、やっぱり「公務員」がいいの?
  • (表①)この企業に勤める人と結婚したいランキング1位~27位(リスクモンスター社のプレスリリースから)
  • (表②)同30位~60位
  • (表③)同60位~85位
  • (表④)同85位~99位

上位人気にトヨタとIT企業、総合商社

   ランキング1位の国家公務員の回答率は13.6%、2位の地方公務員が12.7%で、公務員人気が断トツ。3位のトヨタ自動車(8.1%)以下の有名企業を大きく引き離した。

   4位が全日本空輸(ANA、5.6%)、5位グーグル(4.5%)、6位パナソニック(4.4%)、7位伊藤忠商事(4.2%)、8位楽天(3.6%)、9位が任天堂と三菱商事(ともに3.5%)と続く。IT企業や総合商社の人気が高い。

   この調査は毎年行っており、今回で8回目。トップ100をみると、昨年(2017年)の結果と比べても上位4社の順位に変動はなく、1位、2位を維持した公務員の安定した人気がうかがえる。

   また、事業会社としてはトヨタ自動車が6年連続で1位となっている。

   前年からの順位変動が大きい企業をみると、8位の楽天(前回22位)、12位タニタ(30位)、15位アマゾン(48位)のランクアップが目立つ。

   一方、9位の三菱商事(前回6位)、12位日本航空(JAL、5位)、15位ソニー(11位)、19位の三菱UFJ銀行(8位)はランクダウンした。

   また、前回トップ20をみると、JR東日本(前回13位→今回25位)、資生堂(17位→27位)、花王(19位→27位)、三井住友銀行(19位→27位)がトップ20圏外となった。

   結婚相手の勤務先として望む会社を男女別にみると、男性が相手の女性に望む勤務先1位は地方公務員、2位は国家公務員、3位トヨタ自動車、4位全日本空輸(ANA)、5位が任天堂となる。ところが、女性が男性に望む1位は国家公務員、2位地方公務員と、同じ公務員でも逆転するところがおもしろい。国家公務員に占める女性の割合が低いからだろうか。以下、3位トヨタ自動車、4位全日本空輸(ANA)、5位がパナソニックと伊藤忠商事(ともに同率)と続く。

際立つ、「安定性」と「給与額」重視の女性

   男女別の特徴で際立っているのは、女性の「安定志向」だ。男女とも1、2位は公務員だが、男性が女性に望む国家公務員と地方公務員の合計回答率が19.5%だったのに対して、女性が男性に望む公務員の合計回答率は32.4%となった。

   つまり、公務員は女性からの人気が特に高く、全女性の3割以上が「公務員」と結婚したがっていることになる。

   また、結婚相手の勤務先について何を重視するかを聞くと、男女とも「給与額」がトップになった。特に女性は59.4%と、男性(33.3%)の約2倍で、突出した結果となった。女性にとって結婚相手の「安定性」と「給与額」が非常に重要なポイントとなっていることがわかる。

   そのほか男女ともに「社員を大切にする」が2位、「福利厚生」が3位となり、配偶者の働きやすさを重視している様子がうかがえる。

   なお調査は2018年3月23~27日に、インターネットで全国の20~59歳の男女942人から各業界の大手企業・組織200社を抽出して実施した。このうち、未婚の男女は400人。既婚の男女は542人だった。

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