際立つ、「安定性」と「給与額」重視の女性
男女別の特徴で際立っているのは、女性の「安定志向」だ。男女とも1、2位は公務員だが、男性が女性に望む国家公務員と地方公務員の合計回答率が19.5%だったのに対して、女性が男性に望む公務員の合計回答率は32.4%となった。
つまり、公務員は女性からの人気が特に高く、全女性の3割以上が「公務員」と結婚したがっていることになる。
また、結婚相手の勤務先について何を重視するかを聞くと、男女とも「給与額」がトップになった。特に女性は59.4%と、男性(33.3%)の約2倍で、突出した結果となった。女性にとって結婚相手の「安定性」と「給与額」が非常に重要なポイントとなっていることがわかる。
そのほか男女ともに「社員を大切にする」が2位、「福利厚生」が3位となり、配偶者の働きやすさを重視している様子がうかがえる。
なお調査は2018年3月23~27日に、インターネットで全国の20~59歳の男女942人から各業界の大手企業・組織200社を抽出して実施した。このうち、未婚の男女は400人。既婚の男女は542人だった。