相手との距離をグッと縮める! 「結婚指輪」で探る「共感」ポイント(篠原あかね)

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夫婦で選んだ大切な記念品、どんどん身に着けて!

   不倫はさておき、結婚指輪を着けている男性とお会いした際、私は商談前後の雑談タイムに家族のことを聞いてもいいのかな、という気持ちになります。

   結婚指輪=家族がいることを公にしていると考えれば、家族の話をしても「ハラスメント」と受けとられるリスクは減りますから。

   たとえば、休日の過ごし方や趣味の話から家族構成やお子さんの年齢を聞くと、我が家と構成が似ていたり、ちょっとした悩みが同じだったりして、時には本題を忘れて会話が盛り上がってしまうこともあります。

   相手との共感ポイントが一緒だと、距離もグッと縮まります。

   男性にとってアクセサリーは当たり前に身に着けるものではないかもしれませんが、結婚指輪はどんどん着けてほしいと思います。会社によってはお客様への対応などから、シンプルなデザインのものというルールを決めているところもあるようです。

   しかし、個人的には夫婦で選んだ大切な記念の品ですから、どのようなデザインであっても気持ちよく受け入れるだけの度量を、会社はもちろんお客様にももってほしいと思います。

(おわり)

今回で80回以上連載した「仕事で何着る? 好感度アップの服装術」は終了します。長年ご覧いただいた読者のみなさま、本当にありがとうございました。
次回からはテーマが変わります。引き続きお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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