副業、男性は株式や仮想通貨に投資、女性はクリエイティブに稼ぐ  

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   男性と女性とで、手がける「副業」の内容に、傾向の違いがあることがわかった。


   インテージリサーチ(東京都東久留米市)が16~79歳の職に就く男女1万1217人を対象に「副業に関する意識調査」(2018年3月23~26日)を実施。6月18日に発表した。男性は株式や外国為替証拠金(FX)取引、不動産などへの投資、女性はアンケートモニターやレビューの投稿、ハンドメイドの商品づくりなど、クリエイティブな仕事への関心が高い。

  • 女性はクリエイティブな仕事への関心が高い(写真はイメージ)
    女性はクリエイティブな仕事への関心が高い(写真はイメージ)
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10~20代女性「記事を書くこと」への関心高く

   調査によると、すでに10.7%の人が副業による副収入を得ていると答えた。その内訳は、「ある程度決まった額の副収入が得られる副業をしている」が4.1%、「収入は安定していないが、副収入が得られる副業をしている」が6.6%だった。

   また、「副収入は得ていないが、副業を意識した活動をしている」人は3.3%、「副業は行っていないが、今後何かしてみたいと思っている」人は30.5%で、これらの合計33.8%が、「副業」に関心をもっているとみられる。

   その中で、「あなたは現在、副業や副収入を得ることを意識した活動をしていますか」(単一回答)の問いに、男性の全年代で「株式や金融商品、仮想通貨などに投資」が10%を超えた。なかでも、30~49歳では12.9%と高い。

   一方で、女性は全年代で「アンケートモニターやポイントサイト、レビューへの参加」「ハンドメイド商品などをつくること」が高くなった。これらの副業は、幅広い年代の人が取り組むことができる活動といえそう。

   また、「今後してみたい副業」も男女で傾向の差がみられた。男性の20~39歳では「株式や金融商品、仮想通貨等に投資」が2割を超えたほか、さらに男性ならではの傾向として、50歳以上の年代で「人に何かを教えたり、コンサルティングすること」が高く、経験やスキルを生かす活動への関心の高さが明らかになった。

   女性は全年代で、「アンケートモニターやポイントサイト、レビューへの参加」が最も高く、そのほかでは10~20歳代で「記事を書くこと」が高かった。女性は創作的な活動への関心が高いようだ。

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