「トランプ砲」解読5つのコツ! 歴史を動かす「リアル英語」を体感する(井津川倫子)

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北朝鮮と「生産的」な対話、英語では?

   英語のボキャブラリーを増やしたい人は、ニュースで気になったことばを書き留めておき、ツイッターで英単語を確認する習慣をつけましょう。「『後退』は英語でなんという?」「『生産的な』の英単語は?」を繰り返すうちにボキャブラリーが増えて、旬のネタを英語で話題にできるようになります。

   ちなみに、「後退」は「set back」、「生産的な」は「productive」です。

 

   それではここで、「今週のニュースな英語」です。

   最近、「トランプ砲」で頻繁に目にする「productive」(生産的な)という形容詞を使った表現を学びましょう。ビジネス英語の基本ワードです。

   たとえば、「トランプ砲」ではこのように使われていました。

   We are having very productive talks with North Korea about reinstating the Summit.
(我々は、北朝鮮と首脳会談の再開について、とても生産的な対話を行っている)
・productive:生産的な、有効な
・reinstate:元に戻す
・Summit:首脳会談

The discussions were productive.
(議論は実り多かった)
The meeting was very productive.
(会議は非常に成果があった)
This is our most productive plant.
(わが社で最も生産的な工場です)

   名詞の「productivity」(生産性)も一緒に覚えておきましょう。

   Taking short breaks can improve your productivity. (短時間の休憩をとると生産性があがるよ)

   何かとお騒がせな「トランプ砲」ですが、使い方によっては「productive」(有効)なツールになります。みなさんもちょっと、のぞいてみてください。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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