ゴルフ場はこのまま潰れ続けるのか? 倒産急増も「楽観論」の理由

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「ゴルフは会社のカネでやるもんだろ」

   ゴルフ場の倒産が急増していることに、インターネットの掲示板などでは、

「日本人のゴルフは中小企業の社長が営業の一環でやってる程度だろ」
「アベノミクス効果でしょ。社長はカネがあるんだろうけど、若い世代は貧乏人ばかりだから仕方ないね」
「だいたい始めるのにいくら金かかるんだよ。道具一式、練習費用、プレー代、ゴルフ場に行くのにクルマもいるし。アホくさ」
「千葉の山ん中ってゴルフ場だらけだぞ。跡地は全部太陽光発電とかになるのかw」
「ゴルフは会社のカネでやるもんだろ。自分のカネでやるもんじゃない」
「そもそも何が楽しいのかさっぱりわからない」

といった声が寄せられる。

   ゴルフをやっていないと思われる人の目には、どうやら「接待ゴルフ」の印象が強く、楽しいスポーツには映っていないようだ。

   ただ、ゴルフは2016 年にオリンピックの公式競技に復帰。2020年の東京五輪への期待感が高まるなど、「追い風」ムードも漂う。松山秀樹選手ら若手ゴルファーの活躍もあって、来場者数の下げ止まりがうかがえるなど、ゴルフ場の経営環境の悪化に歯止めがかかりつつあると楽観視する向きもある。

   なお調査は、2018年5月時点で3期連続(2015~17年決算)で業績が比較できるゴルフ場経営の951社を抽出して、収入高の推移などについて分析した。

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