牛丼チェーンの吉野家が「学割」を導入する。2018年5月24日から6月24日までの期間限定で、25歳以下の学生が対象となる。「初めての試み」という。
たとえば、380円の牛丼(並盛)が280円で、350円の黒カレー(並盛)が250円で食べられる。「うまい」「安い」「早い」がコンセプトの吉野家の牛丼。学生にとっては、手軽にお腹がいっぱいになる、うれしいキャンペーンになりそうだ。
LINEに登録、クーポンの提示で
吉野家の「学割」は、LINEで友だち登録した、25歳以下の学生が対象。牛丼やカレー、定食が1食ごとに100円引きになるクーポンを配信。6月24日までの期間中であれば、対象の学生は毎日14~22時までのあいだ、会計時にLINEのクーポンを提示すれば、一度に3食まで牛丼や定食が100円引きで食べられる。
主に、部活や塾帰りの学生がターゲット。「当社の主力の顧客層は30~40代のサラリーマンですが、その次に利用が多いのが学生さんで、習慣づけて食べていただけたらと思っています」と、広報担当者は話す。
まずは学生応援セールスプロモーションとしてスタート。吉野家は、「初めての試みなので、キャンペーンの内容や期間などの状況や効果をみながら、今後の展開を考えていきたい」としている。
なお、競馬場内などの一部店舗では実施しない。また、学生証の提示を求める場合もある。