5位以下には総合商社がズラリ
平均年収を個別別でみると、トップはGCAの1559万円。2位は不動産業のヒューリックで1530万6000円。3位は朝日放送の1515万8000円。4位は中小企業のM&A仲介最大手の日本M&Aセンターで1418万8000円だった。
M&A助言会社が上位にランクインしたことについて、東京商工リサーチは「M&A助言や仲介業は、弁護士や公認会計士といった士業の人を抱える、成果主義で業績を伸ばしています。中小企業をはじめ、M&A市場が活発なことも背景にあります」と説明する。
さらに、5位以下には総合商社がズラリ。5位の三菱商事は1386万2000円。6位は伊藤忠商事の1383万8000円、8位は住友商事で1255万1000円、9位が丸紅で1221万3000円、10位の三井物産は1213万5000円だった。資源価格の回復と非資源分野の収益拡大が業績に寄与した。
7位は、工作機械用NC装置製造のファナックの1318万3000円だった。