ビジネスでよく使う「cure for」
では、ここで「今週のニュースな英語」です。
今週は「治療」や「処方箋」、「課題解決」といった意味の単語を学びましょう。課題解決はビジネスの「肝」ですから、ビジネスの場面でよく使う表現です。
まずは、「cure for」です。前置詞の「for」とセットで覚えましょう。
We must find a cure for rising prices
(物価高への対策を見つけなくてはいけない)
This could be a cure for bad loans.
(これは、不良債権の解決策になりうる)
「remedy(治療法)」という単語もよく使います。
remedy a situation(事態を収拾する)
remedy an economic downturn(景気の停滞を改善する)
remedy for the recession(不況の改善策)
あと、ぜひ覚えておいていただきたいのが「wait and see」(様子を見よう)です。これは、いろんな場面で使える便利な表現です。
「ちょっと様子を見てみようよ」というニュアンスで、ポジティブな場面だけでなく「お手並み拝見させてもらうよ」と皮肉たっぷりな意味にも使えます。
さてさて、話題の「薄毛治療薬」。もし、特効薬が発見されても、ウイリアム王子は「薄毛」を貫くのでしょうか?
しばらくは「wait and see」と、研究成果を見守ることにしましょう。(井津川倫子)