ウイリアム王子は喜んだ?「ハゲ特効薬」発見に英国紳士の意外なリアクション(井津川倫子)

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ビジネスでよく使う「cure for」

   では、ここで「今週のニュースな英語」です。

   今週は「治療」や「処方箋」、「課題解決」といった意味の単語を学びましょう。課題解決はビジネスの「肝」ですから、ビジネスの場面でよく使う表現です。

   まずは、「cure for」です。前置詞の「for」とセットで覚えましょう。

   We must find a cure for rising prices

   (物価高への対策を見つけなくてはいけない)

   This could be a cure for bad loans.

   (これは、不良債権の解決策になりうる)

   「remedy(治療法)」という単語もよく使います。

   remedy a situation(事態を収拾する)

   remedy an economic downturn(景気の停滞を改善する)

   remedy for the recession(不況の改善策)

   あと、ぜひ覚えておいていただきたいのが「wait and see」(様子を見よう)です。これは、いろんな場面で使える便利な表現です。

   「ちょっと様子を見てみようよ」というニュアンスで、ポジティブな場面だけでなく「お手並み拝見させてもらうよ」と皮肉たっぷりな意味にも使えます。

   さてさて、話題の「薄毛治療薬」。もし、特効薬が発見されても、ウイリアム王子は「薄毛」を貫くのでしょうか?

   しばらくは「wait and see」と、研究成果を見守ることにしましょう。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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