ゴールデンウィーク真っ只中の日本では、ドル円相場が緩やかに円安に進行した。2018年5月1日、米国株式市場では好調な企業決算を受けて、ナスダック指数が最高値を更新。「強い」米国経済の流れから、東京外国為替市場でもドル買いが優勢となり、前週末の111円台前半から112円を臨む展開へと、高値を伸ばした。
米国の「6月利上げ」への期待が膨らんでいることや、5月4日夜の米雇用統計が予想を上回る強い内容となったことが「ドル買い、円売り」の背景にある。
そうしたなか、連休の合間を縫って早稲田大の惟光と明治大のRW、慶応大の石油王が、果敢にチャレンジ。ここがチャンスと、こまめに動いた。
攻める! 250ドルを買い増し(早稲田)
5月1日(火)
先週にかけて強い上昇トレンドが見られたことから、約3か月の倍数周期のトレンドを考えてみると、上昇トレンドへと移行してきたことがわかる。
先週に500ドルを買っておいたが、まだレバレッジの大きさを考えてみると、買い増しする余裕がありそうだ。ただ、トレンドがはじまって以降、一度ポジションをつくったにも関わらす、1回目以上の大きさのポジションを増やすことはあまり得策とは言えないと判断。したがって、今週は先週の半分である250ドルを買い増しすることにした。
スイングトレードをするにあたって、レバレッジが10倍以上になるのはポジションが大きすぎると考えているので、ここでは買い増しし過ぎないことに注意した。
18時32分、109.599円で250ドルを成り行きで買った。
5月4日(金)
この日、米雇用統計指標の発表が21時30分にあり、一時ドル円が急激に落ち込む局面もあった。その後は徐々に値は回復していき、109.00円付近を上下している。
2、3日前よりも評価益は落ちてしまったが、一時的な下げの調整であると認識している。日足のロウソク足チャートにおいて、短期移動平均線が長期移動平均線をゴールデンクロス(買いのタイミングを知らせる基本的なチャート分析方法のひとつで、短期の移動平均線が中・長期の移動平均線を、下から上に交差して抜くこと)しているため、テクニカル分析的にも上昇トレンドであると見える。
したがって、ポジションに調整は入れずに保有を続けることにした。 保有ポジション 買い750ドル
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
5月4日現在 8806円