【連休明け「やる気UP」の方法教えます】「やる気」を保つための方法は?(その2)

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ゴールデンウイーク中にやっておくといいこともある

   逆に、ゴールデンウイーク中にやっておくといいことってありきゃすか?

   やっておいたほうがいいこととしては、2点考えられます。ひとつは、5月の目標を明確にすることです。そしてもう一つは、休日の自分ルールを見直す機会にすることです。

   目標を明確にするということは、一人ひとりがきっと毎日やっていることかと思います。課題を意識し、現場でどう発揮するかについて日々取り組まれていることは容易に想像ができます。

   ただ、私がここでオススメしたいのは、「今を認める」ことを前提にして、5月にガンバルことを明確にするという作業をしてもらいたいのです。

   たとえば、4月入社時点では、日報も満足に書けず捨印が欠かせない毎日だったが、今は捨印が不要なときもあるくらいまで日々の業務を報告できるようになっている。だから、5月は捨印をほぼゼロにするために業務に臨もう、といったように、より具体的に何をするかまで考えられるといいでしょう。

   というのも、漠然とした目標であれば手段や工夫が思いつかず、結果改善が見られなかったということに繋がるからです。

   また、休日の自分ルールをつくるということは、生活リズムを乱さないようにするという点でも有効です。

   たとえば、休日はどうしても多めに睡眠をとりたいといった方もいらっしゃると思います。そういう場合は、休日は2時間だけ2度寝を許すといった感じで自分ルールをつくり守っていくのです。

   社会人としての生活リズムを維持していくことはとても大切です。しかし、すべてが会社のためでは自分が置き去りになってしまいますし、負担が増すばかりですので、自分で守れるルールを自分でつくることで、リズムを崩さず自分を大切にできるのです。

   最初にルールをつくる場合は、一つだけにするとか甘めにするなど、自分ルールが負担にならないようにできることから始めてください。(木村俊夫)

木村 俊夫(きむら・としお)
木村 俊夫(きむら・としお)
キャリアコンサルタント
家庭教師・公務員試験対策講師を経て、30歳で小説家を志し活動したが失敗し挫折を経験する。そんな中での再出発がキャリアコンサルタントだった。とくに過去の経験から自分のことを自分で決められないケースを多く扱ったことから、今後は一人ひとりが自身と向き合うための手伝いがしたいとの強い思いで現在の道を進んでいる。2018年から、一般社団法人セルフキャリアデザイン協会の理事。https://self-cd.or.jp/
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