【連休明け「やる気UP」の方法教えます】なんでテンション上がらないの?(その1)

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モチベーションが上がらない人はこんな人

   「やる気」が起きない、モチベーションが上がらない人の傾向って、あるんきゃすか?

   明確にあるとはお伝えできませんが、傾向を感じることはあります。

   たとえば、几帳面でやることを常にきちんとやりたいと考えている方や、この会社で○○を成し遂げたい! といった夢を抱いている方は、少し肩の力を抜くほうがいいなと感じることが多いように思います。

   いい仕事をしよう! 来年の目標に向けて頑張ろう! といったように、4月は自分の中で1年の計画を立てたりするケースがとても多いです。半面、慣れない環境ゆえに自分の計画どおりに事態が進まず、モヤモヤすることもとても多いものです。

   計画のうえではスタートしたのに1か月たった今も前進が感じられない。そんな状態になったとき、目標をしっかり持った方や几帳面できちんと仕事をこなしたい方は、環境に慣れるためのストレスに加えて、自分でストレスをつくっているような状態になりがちなのです。

   ただ、「自分は楽観的なところが持ち味だから大丈夫」といったように考えることだけは注意してください。人は、自覚がないところで無理をしていることは意外と多いのです。

   たとえば、楽観的な人であれば、慣れない仕事の依頼がたくさんきても、大丈夫! 何とかなる! と思えることから、ストレスに感じないことも多くあるでしょう。しかし、受けた仕事の完成度や短期間での締め切りを求められていたらどうでしょう。気持ちのうえでは何とかなると思っていても、それを何とかするのは他ならない自分なのです。無理して仕上げた結果、休日返上だったり、残業がかさんだりと疲れがたまっていたりするものですから、楽観的に仕事に取り組める方であっても注意は怠らないでくださいね。(木村俊夫)

木村 俊夫(きむら・としお)
木村 俊夫(きむら・としお)
キャリアコンサルタント
家庭教師・公務員試験対策講師を経て、30歳で小説家を志し活動したが失敗し挫折を経験する。そんな中での再出発がキャリアコンサルタントだった。とくに過去の経験から自分のことを自分で決められないケースを多く扱ったことから、今後は一人ひとりが自身と向き合うための手伝いがしたいとの強い思いで現在の道を進んでいる。2018年から、一般社団法人セルフキャリアデザイン協会の理事。https://self-cd.or.jp/
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