大学淘汰時代「2018年危機」か!? 私立大の4割が赤字経営、2割が危険水域 

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赤字が多い地域は1位北海道、最下位は意外にもアソコ

   帝国データバンクでは、具体的な大学名を明らかにしていないが、地域ごとの黒字・赤字の大学の割合を発表している。

   2016年度の損益を地域別にみると、赤字の大学の割合が一番高いのが北海道で、18法人中10法人(55.5%)が赤字。続いて九州が37法人中19法人(51.4%)、中国が26法人中11法人(42.3%)、北陸が19法人中8法人(42.1%)、近畿が87法人中36法人(41.4%)と、赤字の割合が4割を超える。

   ちなみに、一番大学が多い関東は169法人中49法人(29.0%)が赤字だった。意外なことに、最も赤字率が低い地域は四国で、6法人すべてが黒字だ。

   帝国データバンクでは、私立大は今後、規模の縮小にとどまらず、統合や再編を余儀なくされ、経営破たんで淘汰される大学が相次ぐとみている。

   今回の調査にインターネットの掲示板などでは、こんな批判の声が相次いだ。

「人口が減っていくんだから、ブラック学校もブラック企業もどんどん潰すべき。税金で助けるなんて愚の骨頂」
「赤字の埋め合わせに外国人留学生を入れて補てんしているんだ」
「半分ぐらい潰したほうが大学卒の権威も上がってちょうどいい」
「生き残るのがムリなところは、早いとこ、決断してくれよ。文科省で何校か呼び出して、どうするつもりか、廃校にしないのか、意思確認すれば?」
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