英国ロイヤルファミリーがお祝いムードに包まれています。エリザベス女王が92歳の誕生日を盛大に祝ったかと思えば、ウイリアム王子とキャサリン妃に第3子が誕生! さらに、「世界で一番結婚したい独身男」ことハリー王子の結婚式も近づいてきました。
子どものころからヤンチャぶりが有名だったハリー王子。結婚式も「王室の常識」を超えた「こだわり婚」だと話題になっています。
お騒がせ王子は、「首相よりも一般市民」
英国のハリー王子(33)と、婚約者で米国人女優のメーガン・マークルさん(36)の結婚式が、5月19日に英国ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で執り行われます。
いきなりですが、〈今週のニュースな英語〉はこれ、です。
The wedding of Prince Harry and Meghan Markle will take place on 19 May 2018 at Windsor Castle in England.
(2018年5月19日にハリー王子とメーガン・マークルさんの結婚式が英国ウィンザー城で執り行われる)
※take place:執り行う
独身時代に数々の浮名を流してきたハリー王子は近年、「世界で一番結婚したい独身男」の座をキープしていました。
Prince Harry was the world's most eligible bachelor.
(ハリー王子は、世界で最も結婚したい独身男性だった)
※eligible:資格がある、好ましい、格好の
bachelor:独身
世界一のモテ男、ハリー王子が選んだ相手はバツイチの米国人女優。しかも年上で先祖に奴隷のルーツを持つなど、英国王室にとっては「初めて」だらけのお相手でした。
そんな「常識やぶり」のハリー王子の結婚式は、王室広報官によると「新郎新婦のキャラクターを反映」しているとか。それにしても、会場を飾る花の種類から招待状にいたるまで、一つひとつが世界中でニュースになっているから驚きです。
まず、誰もが気になる招待客ですが、公式にはまだ発表されていません。ただ、報道によると、メイ首相ら国内外の政治家が招待されていないことはわかっています。兄のウイリアム王子の挙式には、当時のキャメロン首相らが招待されましたが、今回、政治家はシャットアウト。ハリー王子と親交が深いオバマ前大統領にも招待状は届いていないようです。
その一方で、王室としては異例の「一般招待」に踏み切って世間を驚かせています。 結婚式当日、2000人を超える一般市民を招待して、新郎新婦が会場に到着したり披露宴へ移動したりする様子を敷地内でウオッチできるそうです。「一般市民にも参加していると感じてほしい」という二人の「こだわり」を反映した企画だといわれていますが、盛り上がることは間違いなさそうです。