東京ディズニーランド、ディズニーシーを運営するオリエンタルランドは、「ディズニーリゾート」の拡張を検討していると、2018年4月15日に発表した。
J‐CASTニュース会社ウォッチ編集部が16日、同社広報室に拡張の理由について聞くと、「弊社のコンセプトである『テーマパークは永遠に完成しない』の取り組みの一つ」と説明した。
今後の価格改定は未定
東京ディズニーランドは1983年に開業。今年(2018年)で開園35周年を迎え、それを記念したアニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート 35 周年『Happiest Celebration!』」(4月15日~19年3月25日)の発表で、拡張についても言及した。
拡張するのはディズニーランドとシーのいずれか、あるいは両方かは、「時期も含めて決まっていない」という。
ツイッターでは日頃から「ディズニーは平日でも混んでいる」というツイートが少なくない。「混雑緩和の対策と関係あるのか」と聞くと、「混雑緩和の対策ではなく、顧客満足度を高めることが関係している」と話した。
一方、今後のチケット価格改定についても「決まっていない」としている。
これまでの値上げの理由について「パークの体験価値の価格に基づいて設計したもの」としたうえで、「値上げと混雑緩和は紐づけて考えていない」と話した。
両パークの17年度入園者数は、3010万人と3年ぶりに増加した。過去最高は14年度の3137万人で、開業時の1983年度の入園者数993万人から3倍ほど増加している。
両パークでは16年4月からチケットの価格が値上がり。18歳以上の大人で6900円から7400円へと改定されている。開業当時は3900円だった。