事業計画書をつくってて、思っていたより大きなお金を借りなければならないことがわかったじぇい。自己資金だけで足りないとき、どうやって資金調達をすればいいのか、教えてほしいじぇい!?
たとえば、クジ運はあまりよくないけど、宝くじを狙うのはアリきゃすか?
資金調達の方法は4つ!
宝くじで一攫千金...... 誰もが夢見ることですよね。ただし、大切な会社にとって最も重要な資金を、偶然の運に任せてしまうような人は、はっきりいって会社の経営には向いていませんよ。もちろん、冗談でしょうから、今回は資金調達方法について、お話ししましょう
も、もちろん冗談きゃすぅ...... (冷や汗)さっそく、現実的な資金調達方法を教えてください!
資金を調達するには、(1)稼ぐ(貯める)(2)もらう(3)借りる(4)出資を受ける―― この4つの方法があります。
(1)の『貯める』は、安全で確実ですが、時間がかかり開業の好機を逃す可能性があります。カス丸くんは、一緒に起業するデザイナーさんや、すでに仕事の依頼を確約してくれている取引先があるので、時機を逃すのはあまり好ましくないでしょう。
(2)の『もらう』は、親などからの援助や、国や自治体からの補助金や助成金を受ける方法です。返済義務がないのがうれしいところですが、誰もがもらえるわけではありません。さらに、親からの援助であれば、贈与の証明が必要になりますし、金額によっては贈与税がかかるので注意が必要です。不安な場合は税理士などに事前に確認しましょう。
(3)の『借りる』が一番現実的ですね。銀行からの融資が最初に頭に浮かぶと思いますが、公的金融機関の利用も検討しましょう。事業計画書などのフォーマットを公開している「日本政策金融公庫」が代表的です。
(4)の『出資を受ける』は、株式会社の場合ですと、資金を提供してもらう代わりに株主の地位を与える方法が取れますが、カス丸くんの合同会社の場合、出資者=経営者となるため、「一緒に会社を運営していこう」と思える人がいればよいですが、なかなか出会えるものではありません。