ドル円相場は米中貿易戦争をめぐり、乱高下。2018年4月2日に106 円台前半だったドル円は、米中貿易摩擦に対する懸念やIT 株を中心に米国株が大きく下げたことによるリスク回避の動きを受け、一時105円66銭の円高ドル安となったものの、3日に反発。106円台後半まで上昇した。
ところが、4日に中国財政省が農作物を含む米製品106 品目に25%の追加関税を課すと発表すると、米中貿易摩擦が激しくなるとの警戒感が再び強まり105 円台後半まで急落。しかし、中国側が即時発動を見送ったことなどで、すぐに106円台後半まで買い戻された。5日には一時107円半ばを付けたが、トランプ米大統領が中国へ追加関税検討を指示すると107円を割り込んだ。1ドル106円台を挟んで乱高下する相場に、早稲田大の惟光は思うような成果を上げられず、慶応大の石油王も苦戦。明治大のWRがひとり気を吐いた。
うううん...... 決済のタイミングが甘かった(早稲田)
4月5日(木)
先週は体調を崩してしまったために、ブランクが開いてしまったこともあってか、2週間前の相場の読みからは少し離れた結果となってしまった。
「直近のサポートライン(支持線、為替レートが過去に何度か下げ止まった価格帯をいう)であった2月16日、3月7日、3月16日の安値から形成されるサポートラインを割り込んだ」ために、底値圏における黒三兵(テクニカル分析の「酒田五法」のひとつ。陰線が3本連続で同じ方向に向かっている状態で、相場の下降トレンドを示す兆候)で、さらなる下降トレンドが見込めると捉えたが、そうはいかなかった。
3月23日にこの予想を立てたものの、その直後の26日、28日には大陽線(終値が始値よりも大きく高い価格になった状態)をつけ、底値圏における下降トレンドからは脱却したように見える。また、3の倍数という大きなトレンドの波を意識すると、直近の下降トレンドは1月8日をトレンドの始点としている。
したがって、次に注目すべきは3か月後にあたる4月8日になるわけで、もうすでに今週末である。そのため、これからまた値が下げ戻るかもしれないという可能性もなくはないが、いったんトレンドの波を意識してポジションを決済することにした。
106.927円で売りポジションで保有していた200ドルを買い戻した。
実現損益の合計がマイナス72円、スワップが合計でマイナス35円。合せて、マイナス107円だった。
惜しくも結果はマイナスになってしまったが、1月8日から始まる大きなトレンドには乗れていたと思う。大きな3の倍数のトレンドに乗る方法がわかった。
しかし、節目に当たる4月8日を間近に控え、底値圏の黒三兵で買い戻せなかったことには後悔が残る。ここで買い戻せていれば、実現損益をプラスに持っていくことができた。ポジションの決済するタイミングの見極めが甘かった。
前週からの損益 マイナス107円
4月6日現在 8806円