世界で一番幸せな国から学ぶ「幸福」のつかみ方?(井津川倫子)

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日々の生活の小さな幸せ

   一説によると、フィンランドをはじめ北欧の人々は「野心家」とはほど遠く、他の先進国の人々と比べて人生に過度の期待をしない傾向があるとか。

   日々の生活の中で小さな「幸せ」を感じること、自分をケアする小さな行動と習慣が「幸せ」を感じるカギ、だそうです。ぜひ、見習いたいものです。

   今週は、「Why aren't we~?」「Why don't we~?」(~してみない?)という表現を取り上げます。「Let's」(~しようよ)と同じような意味で、誰かを誘ったり、鼓舞したりする時に使える表現です。「なぜ~しないの?(やろうよ)」というニュアンスです。

Why aren't we doing? (やってみようよ!)
Why aren't we going?(行ってみようよ!)
Why don't we attend that meeting?(会議に出席しようよ)
Why don't we check the situation?(状況をチェックしてみよう)

   「we」「you」に代えて「Why don't you~?」にすると、「~したらどうですか?」と相手に提案する意味合いになります。カジュアルな表現なので、仲間うちで使うといいでしょう。

Why don't you come in this team?(このチームに加わりませんか?)
Why don't you take a taxi?(タクシーに乗ればいいじゃない)

   フィンランドの人々の人生観に触れて、ついつい自分の生き方を振りかえってしまいました。

   多くを望んだり、「ない物ねだり」をしない。むやみに人をうらやまない。自分が心地よいと思える環境づくりには手を抜かず、「幸せ」を感じる小さな習慣を日常に散らばせる。 自分を幸せにする、潔いほどの生き方の工夫が見えてきました。

   よし、明日から、いえ今日から、家をキレイにしてコーヒー飲んでトーストにシナモンを振りかけて食べるぞ!

   Why don't we make us feel happy?

   自分を「幸せ」にしてみませんか? (井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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