国連が発表した「世界幸福度ランキング 2018年版」で、フィンランドが1位に選ばれました。
世界156か国・地域を対象にしたこの調査では、ノルウエー(2位)やデンマーク(3位)といった北欧勢が毎年上位を独占しています。幸せな人生の秘訣は北欧にあり? このランキングで54位の日本に住む私たちにも、幸せになれる方法はあるのでしょうか――。
お金があれば「幸せ」になれる
国連が毎年発表している「世界の幸福度ランキング 2018年版」で、フィンランドが1位に輝きました。17年の5位から、一気に首位に躍進です。
This year's happiest place in the world is Finland, according to an annual UN report.
(国連の年次報告によると、今年の世界で一番幸せな国はフィンランドだった)
※according to:~によると
UN:国連(United Nations)
ランキングは、幸福度を支えると考えられる「所得」「健康寿命」「社会的支援」「自由」「信頼」「寛容」の6つの要素をもとに順位付けされています。
調査はあくまでも主観的で、その国に住む人々に「幸せと感じるかどうか」を尋ねた結果を集計したもの。シンプルな方法ゆえに、一人ひとりの感情がストレートに反映されているといえます。
日本の「幸福度」は、2017年から3つランクを下げた54位。何だか、「幸せ」がどんどん遠のいているように思えますが、みなさんの感想はいかがでしょうか。
ちなみに、今回、初めて実施された「移民の幸福度」調査でもフィンランドは堂々の第1位。長く暮らしている人も故郷を追われた移民も、誰もが「幸せ」だと感じる秘訣はいったいどこにあるのでしょうか?
「幸せ」の原因を探ってみましょう。