2018年3月26日に1ドル104円半ば~後半を付けていたドル円相場は、ムニューシン米財務長官が貿易赤字の削減をめぐって中国との協議を示唆したことが貿易摩擦の懸念を後退させたことから、105円台を回復。その後は105円台半ばまで値を上げた。28日には、2017年10~12月期の米GDP(3次速報値)が前期比年率プラス2.9%と2次速報値(プラス2.5%)から大幅に上方修正されたことを材料に106円台前半まで上値を伸ばした。
一方、国内では3月27日に森友文書の改ざん問題に対する佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問があったが、特段のサプライズもなかった。年度末に伴うポジション調整の流れから「ドル買い」が進み、さらに北朝鮮の金正恩政権が日朝首脳会談の開催を模索しているとの報道を受けてドルは上げ幅を拡大。一時、107円01銭をつけた。
好調な明治大のRWは、9000円台を回復。この調子で一気にマイナスを解消したいところ。慶応大の石油王は、ここで戦略の見直しを検討しつつ、じっくり構えた。早稲田大の惟光は体調がすぐれず、お休みした。
円安の動きに対応、ガッチリ!(明治)
今週の前半は忙しかったこともあり、よいエントリーポイントがなかなか見つけられなかった。
3月28日(水)
この日は18時くらいから、円安に一気に動いたので、最近の最高値を更新したところで、ロングでエントリーした。その後は思ったようには上昇せず、3時間後にレンジ相場になったので、そこで決済した。
105.930円で買い、106.191円で決済。261円のプラスになった。
しかし、そのレンジの後、ドルはさらに上昇を続けていたので、改めて難しいなと感じた。
前週からの損益 プラス261円
3月30日現在 9101円
決済時刻、22時への前倒しを検討(慶応)
3月26日(月)
長期のトレンドは下落で、反発の勢いも乏しく売り目線ではあるものの、押し目売りの基本となる明確な抵抗帯があるわけでもなく、あまり売りたくない状況。そのため、この日は取引を見送った。
また、これまで16時にエントリーし、30銭の損切りと80銭の利益確定ポイントを定めたうえで、23時に決済されていなければ、その場で決済する戦略を基本としてきたが、決済の時刻を23時から22時に変更することを検討している。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
3月30日現在 1万2575円
※ 早稲田大の惟光は、体調がすぐれず、今週は取引を見送った。
前週からの損益 プラス・マイナスゼロ
3月30日現在 8913円