ご近所付き合いやPTA...... 「専業主夫」は大変
この調査について、J‐CAST会社ウォッチ編集部は、3人の働く女性に意見を聞いた。調査では女性の稼ぎが、夫が働かなくても大丈夫なのか不明なので、「もし自分に家族を養う収入があれば」という条件で語ってもらうと。
40代の大学講師のAさんは、賛成派だ。
「夫は、今でいう『イクメン』のはしりです。けっこう家事が好きで。子どもが小さい時には布おむつを洗い、掃除、洗濯、食器洗い、買い物と、まめまめしく手伝ってくれました。できないのは料理だけ。だから、本人がやりたいといえば、『専業主夫』OKです。ただし、主婦は生やさしいものではありません。ご近所付き合いやPTAが大変。女同士の悪口、陰口はひどいですから、夫にそんな苦労をさせたくない気持ちもありますが」
50代の団体職員のBさんは、キッパリ反対した。
「夫婦それぞれで、家事を分担し合って働くのが理想だと思います。『専業主婦・専業主夫』って、両方とも相手に依存することでしょう? 私は夫に依存したくないし、夫にも自分にぶら下がってほしくありません」
2人の子どもを育てる40代の自宅ワーカーCさんも、反対だった。
「キャリアでバリバリ働いていた時は、専業主夫と結婚したいと思っていましたが、結局、そういうタイプの男性は好きにならず...... 今は嫌ですね。旦那には家事は任せられないので、専業主夫は考えられません。そもそも自分が外に出て働きたいタイプなので、女性でもずっと家にいたいタイプの人とは気が合いません」