中高校生が酒や加熱タバコを買うケースも
【事例3】商品到着前に、出品者から評価を求められた
カメラを購入した。商品代金約10万円を支払ったところ、出品者から「商品受取前に評価してくれ」と求められた。拒否すると、出品者が「先に評価することが条件」「評価しなければ発送しない」と言ってきた。欲しかったカメラだったため、言われるままに評価した。しかし、商品が届かないので、配送事業者に確認すると、商品が出品者に途中で返送されていた。出品者に連絡しても返信はない。(20代男性)
【事例4】ルール以外の方法で支払い、商品が届かない
スニーカーを購入した。出品者から「今日中にお金が必要なので、直接自分の銀行口座に代金を振り込んでほしい」と言われた。「信用できないし、フリマサービスを通してではダメなのか」と聞くと、「今日は土曜なので月曜にしか入金を確認できない」。不審に思ったが、どうしても欲しかったので、出品者の氏名と住所を確認した上で銀行口座に代金を振り込んだ。出品者は「月曜日に入金確認後、商品を発送する」と言ったが、それっきり連絡がなく、商品も届かない。(20代男性)
また、最近多いのが、中高生が店頭で買いにくい酒や加熱タバコをフリマサービスで買うケースだ。ちなみにタバコはネット販売できないが、加熱タバコはOKなのだ。
【事例5】未成年者が酒を買っていた
中学生の息子宛ての荷物が「割れ物」だったため不審に思い開封すると、酒が入っていた。フリマサービスで酒を購入し友人と飲んでいた。出品者に連絡したが「相手の年齢までは確認できない」と言われた。フリマサービスに苦情を言ったが、「個人間売買の場を提供しているだけ」。未成年者が簡単に酒を購入できるサービスは問題だ。(30代男性)