金融庁が認めた取引所がある
おばらっち「FXは得意なんです(笑)が、仮想通貨はどうもリスクが大きいように思うので、ぜひ!」
ガラケー「仮想通貨は『仮想通貨取引所』というところで購入(交換)することができます。その仮想通貨取引所は、基本的には金融庁に申請をして登録することが一つの条件になっています。
金融庁に登録されるということは、いろいろと厳しい審査や監査を経て登録されたということなので、セキュリティ対策や顧客の管理体制など一定の基準をクリアして安心して利用できる一つの基準になります。
現在のところ、以下の取引所が、金融庁が認めた取引所です。
・マネーパートナーズ
・QUOINE
・bitFlyer
・ビットバンク
・SBIバーチャル・カレンシーズ
・GMOコイン
・ビットトレード
・BTCボックス
・ビットポイントジャパン
・DMM Bitcoin
・ビットアルゴ取引所東京
・エフ・ティ・ティ
・BITOCEAN
・フィスコ仮想通貨取引所
・テックビューロ
・Xtheta
ちなみに、今回のコインチェック事件で、金融庁も規制に乗り出しました。仮想通貨取引所をきちんと『金融機関』として扱い、国をあげて安全に取引できるようにしようと本腰を入れるようになりました。その一つが『みなし業者』の扱いで、みなし業者は半年後に金融庁が認可しないと営業できなくなるように手当しています。また、検査にも入っていますから、なにかあれば、行政処分が下ることになります」
おばらっち「なるほど。基本的に、こうした大手の会社(取引所)を使うのが安心、安全なんですね」
(つづく)
※ 編集部注:金融庁はコインチェックの仮想通貨の流出事件をきっかけに、仮想通貨交換業者に立ち入り検査を実施。2018年3月8日、検査結果に基づき、登録業者のテックビューロ、GMOコイン、みなし業者のコインチェック、バイクリメンツ、ミスターエクスチェンジ、FSHO、ビットステーション、来夢、ビットエクスプレスに行政処分を下した。
なお、コインチェックへの業務改善命令は2度目。また、ビットステーション、来夢、ビットエクスプレスは登録申請を取り下げた。
プロフィール
おばらっち20代でフレンチレストランのオーナーシェフ、30代でシステム開発やコンサルティングの会社経営を手がけたあと、あるきっかけでFXに出会い、現在はFX専業トレーダーとして生計を立てている。
FX友の会やその他セミナーの講師を務めるなど、個人投資家の教育にも携わっている。
ガラケー
(五十嵐隼人 いがらし・はやと)
その名のとおり、ガラケーを愛用。約5割をガラケーでトレードする。サラリーマンとして営業管理職に就きながら、ガラケーでFXトレードもこなす兼業トレーダー。デイトレード~スイングとスイング~中長期トレードを組み合わせた「奥義」、革新的ハイブリッド投資法を操る。
現在のトレード通貨ペアは、ドル円、ユーロ円など(主にデイトレ~スイングで取引)や、トルコリラ円、南アフリカ円、ブラジルレアル円(スイング~中長期トレード)など、幅広い。また、グローバルマクロ戦略でのトレードとして、株価指数CFDや個別株、原油、金のほか、ビットコインをはじめとする仮想通貨にも投資している。
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