ミレニアル世代の資産運用、「株式」が最多 

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   「ミレニアル世代」と呼ばれる20代の資産運用先に、「株式」が最も多かったことがわかった。スマートフォンに特化した調査会社のテスティーが2018年2月28日、発表した。

   資産を運用している20代の男性で45.7%、女性で37.2%が株式に投資している。

  • 若者の資産運用、株式多く……
    若者の資産運用、株式多く……
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「将来が不安だから」......

   テスティーが20代の男女を対象に実施した「貯金と資産運用」に関する調査によると、「貯金している」人は男性で61.0%、女性で62.9%。さらに貯金額を聞いたところ、男性で31.9%、女性で29.0%が「10万円未満」と答え、最も多かった。次いで「10~50万円未満」との回答が続き、男性で27.8%、女性で25.5%となった。

   資産運用の状況については、「資産運用をしていない」と答えた人が男性で52.8%、女性で49.8%とともに過半数を占めた。 「資産運用している」と答えた人は男性で15.7%、女性で8.4%だった。半面、男性の約3割、女性の約4割が「資産運用がわからない」と答えた。

   「資産運用している」人に、そのきっかけを聞くと「収入やお小遣いを増やしたい」に加えて、「将来(老後)が不安だから」といったシビアな声も多かった。また、日本銀行のゼロ金利政策の影響で銀行預金の金利が低下しており、ほとんど利子がつかないことも資産運用をはじめる動機になっているようだ。

   さらに、「資産運用をしている」人を対象に、「現在どんな方法で資産運用をしていますか」と聞いたところ、男女ともに「株式」との回答が多く、男性で45.7%、女性で37.2%。また投資信託や仮想通貨、積み立てによる資産運用もあがった。

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