世界中が熱狂!「あの、バナナフォンが戻ってきた!」
残念ながら、全体的には「目新しさに欠ける」「スマホの技術革新も限界か」という報道が目立つなか、ノキアが発表した復刻版「バナナフォン」が意外な盛り上がりを見せています。
そこで、〈今週のニュースな英語〉はこれ!
The Banana Phone is back!
(バナナフォンが戻ってきた!)
22年ぶりに復刻されることが発表された「Nokia 8110」は、1999年に公開された人気映画「マトリックス」でキアヌ・リーブスが使っていた携帯の復刻版です。
バナナのように少し反り返った形から「バナナフォン」と呼ばれていましたが、今回発表される復刻版では、「見た目バナナ」の鮮やかな黄色をした機種が売り出されるとあって話題を呼んでいます。
ノキアは、「(バナナに似た形は)、手にしっくりとなじむし、どんなポケットにも入れやすい」とデザインの「正当性」をアピール(!)していますが、ノスタルジックなデザインは、画一的なデザインのスマホに飽きた人たちの人気を集めそうです。
さあ、今回は「the banana phone is back」を参考に、「back」の使い方を見てみましょう。シンプルですが便利な表現で、実際、私もよく使っています。
I'll be back in an hour.
(1時間したら戻ってくるよ)
最も一般的な使い方で、「戻ってくる」「帰ってくる」という意味で使います。
Let's get back to the main topic.
(主題に戻ろうよ!)
会議で、議論が脇にそれた時などに使うと効果的です。
get back to normal
(普通にもどる)
「正常な状態に戻る」という意味で、トラブルが解決した時などによく使います。実際、私が一番使っているフレーズの一つかもしれません。仕事にはトラブルがつきものですから、現場で役に立つのはこんな表現だったりするのです。
We do our best to get things back to normal as soon as possible.
(できるだけ速やかに正常に戻すために、全力を尽くしています)
ちなみに、話題の「バナナフォン」は、ヨーロッパと中国だけで発売予定とか。日本にもぜひ「be back」(戻って)きてほしいものです。