サントリー食品インターナショナルは2018年3月末、自動販売機でペットボトルコーヒー「クラフトボス」シリーズの「クラフトボス ブラック」の販売を開始する。
広報担当者が、2月27日のJ-CASTニュース会社ウォッチ編集部の取材に明かした。
2017年を代表するヒット商品
サントリー食品インターナショナルの「クラフトボス」は、2017年4月に発売した「BOSS」ブランドの新シリーズだ。
ペットボトルで仕事中に少しずつ飲めるスタイルが、オフィスワーカーや女性の支持を集め、日経トレンディの「2017年ヒット商品ベスト30」では、6位にランクイン。「ブラック」と「ラテ」の2種類がある。
同社の広報担当者は、J-CASTニュース会社ウォッチ編集部の取材に、2018年3月末から「ブラック」の500ミリペットボトル(PB)を自動販売機で販売すると明かした。
自販機ではすでに、ブラックコーヒーのボトル缶(BOSS以外のシリーズ)を販売しているが、「クラフトボスのチビチビ飲めるスタイルは、自販機でも受け入れられる」と見込んでいる。
同社は17年5月から「ラテ」の280ミリリットル・ペットボトルを販売しているが、こちらを先に自販機で導入した理由について広報担当者は「当時『プレミアムボス』(ボトル缶)で『ブラック』を販売していた。まず『クラフトボス』の『ラテ』を販売したのは、お客様が選べるレパートリーを広げるためです」と話した。
広報担当者によると、2018年6月には「クラフトボス」シリーズの新商品も発売する予定という。
「クラフトボス」シリーズの販売数量は、2017年12月末時点で1000万ケース(2億4000万本)を突破。「BOSS」ブランド全体の年間販売数量は前年比6%増の9900万ケースと伸長し、25年連続の成長を達成した。